王禅寺見晴らし公園から望む鉄塔風景(1)
神奈川県川崎市麻生区王禅寺西二丁目

 私の地元に「王禅寺(おうぜんじ)見晴らし公園」という、地元の人しか知らないような小さな公園があります。 公園と言っても特に遊戯施設があるわけではなく、断崖絶壁の上にある眺めのいい場所です。ここは多摩川水系と鶴見川水系の分水嶺であり、 この公園から眺望できるのは南側(鶴見川側)です。丹沢〜秩父にかけての山々や、富士山も見れます。
 この公園から眺めると、手前を送電線が横切っています。154KV柿生線と275KV港北線です。 この二つの送電線は同じ西東京変電所から出発し、 少しずつ離れていきますが概ね並行していきます。そしてこの公園のあたりでもまだ間隔はそれほど開いておらず、一緒に見ることができます。 普通に景色を眺める分にはただ邪魔なだけかも知れませんが……。
 このページでは、この王禅寺見晴らし公園と、少し百合ヶ丘寄りの弘法の松付近で撮影した写真を公開しています。 撮影した日はあいにく曇り空で、遠くが霞んでしまってますが、冬の晴れた日などはとてもきれいな景色が拝められます。夜景もきれいです。
--- 弘法の松付近から ---
写真No.18
2003年6月22日撮影
弘法の松公園から少し足を延ばすと、柿生線の鉄塔が見えてきます。

写真No.17
2003年6月22日撮影
この鉄塔は柿生線No.19です。桜ヶ丘線が接続されます。No.19の両側にはまるで子分を従えているように 桜ヶ丘線のNo.79-甲と乙の鉄塔が建っています。写真にはそのうちのNo.79-甲鉄塔が写っています。
写真No.19
2003年6月22日撮影
上の写真から左側を見たところです。手前に写っているのは柿生線No.20です。 奥には港北線の鉄塔が連なっています。
写真No.20
2003年6月22日撮影
上の写真から少し右側を見たところです。奥に見える紅白鉄塔は港北線No.19です。

写真No.22
2003年6月22日撮影
少しアップ。右奥は港北線No.20で、下段から鴨志田線が分岐しています。

--- 王禅寺見晴らし公園から ---
写真No.21
2003年6月22日撮影
ここからようやくタイトルの場所です。構図的には上の写真からさらに左側を見たところです。 連なる鉄塔たちは、右から柿生線No.21、22、23です。この中に私の自宅も写っている可能性大です(^^;)。 No.21の横に見える煙突は川崎市環境局王禅寺処理センター(早い話がごみ焼却場)のものです。実は画面右側はるか遠方にも煙突が写っているのですが分かりますか? こちらは横浜市都筑区の港北ニュータウンにあるごみ焼却場の煙突です。
写真No.24
2003年6月22日撮影
右の紅白は港北線No.19、左の鉄塔はNo.20です。

写真No.23
2003年6月22日撮影
港北線No.19のアップ。画面左側遠方に見える紅白鉄塔は154KV橋本線です。

写真No.25
2003年6月22日撮影
天気のいい日は富士山が見えるんですが……。

写真No.26
2003年6月22日撮影
見晴らし公園から見た柿生線No.19。

写真No.27
2003年6月22日撮影
西東京変電所方面の鉄塔たちがたくさん見えます。天気が良ければもっとはっきり見えます。

写真No.30
2003年6月22日撮影
上の写真と同じ方向のアップ。柿生線、西北線、東京西線などが見えます。 (縮小表示しています。クリックすると元の大きさで表示されます。)
写真No.28
2003年6月22日撮影
柿生線No.20のアップ。塗装が剥げて汚い……。現在は塗装されてきれいになっています。 奥に重なっているのは港北線No.15です。
写真No.29
2003年6月22日撮影
右の紅白は港北線No.13、左はNo.14です。はるか遠方に見える紅白鉄塔は275KV京浜線3.4号線です。275KV電源開発佐久間東幹線を上部交差するために 高い紅白鉄塔になっています。で、その佐久間東幹線は港北線No.13のすぐ左にうっすらと写っています。わかりますか?
写真No.31
2003年6月22日撮影
手前は港北線No.17です。遠方に京浜線の1.2号線と3.4号線の鉄塔が並んで見えます。 さらにその奥には橋本線の鉄塔が連なっています。
写真No.32
2003年6月22日撮影
この公園は小田急線百合ヶ丘駅や新百合ヶ丘駅から バスで簡単に訪れることができます。
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